革靴を履いたサピエンス

思いついたことを書いています

(2020年振り返り)転職しました。

雑記です

きっかけは2019年12月、何の気なしにLinkdinアカウントを作っていろいろな求人を眺めていたところから。。。

以前から転職サイトはよく覗いてはいたのですが、目についた企業が一社だけありました。その会社は、業界では名の知れた外資系の企業で、日本でのビジネスを拡大中というフェーズ。
主な募集がセールスの職種で、自分の得意分野ではないので、少し乗り気ではありませんでしたが、その企業が提供するサービスの未来や、理念が素晴らしいので応募することに。

私の直近の職種は人に向き合うセールスではなく、商品管理担当、かっこ良く言うとサービスマネージャーでした。
※サービスマネージャーとは・・・特定の商品の責任者で、お客さんと営業フロントの声を聴きながらサービスを改善したり、商品戦略を立てて自分で実行できるなどの特徴があります。
私は特にマーケットを意識して商品戦略やオペレーション改善などにやりがいを感じており、その職種が好きでした。転職先でも同様のポジションがあるといいな~と思ったものの、外資では管理部門は日本にはあまりないため断念。しかし、セールスの職種は過去に経験もあるので何とかなるだろう、そんな気持ちで応募していました。

1月頃に最終面接をして、2月頃に内定をもらいました。

内定をもらった後、知人経由で社員を紹介してもらい、いろいろと情報を教えてもらったところ、セールスだがかなり技術的な素養を必要とされるとのこと。
それならばということで勉強して技術的な資格を一つ取得。その分野未経験の自分にしては、よく頑張って取得できたと思う。

入社後、コロナで人に教わるのが難しい環境でもあったが、三カ月のトレーニングを経て、担当するチームをアサインされて加入することに。
そこで大変な目に合いました。

飛び交う未知の技術用語、英語、エグゼクティブとの高度なビジネストーク、Factと論理に基づいた精緻なコミュニケーション、、
ミーティング等に参加しても内容が理解できない、発言することがない。。
まったくついていけてないと感じ、絶望しました。

任された顧客は日本でも有数のテクノロジー企業。かつ事業の成長スピードも速く、日々高度な意思決定が行われているのと、グローバル化が進んでいるため外国人のエグゼクティブも多く、求められるスキルは非常に高かった。
残念ながら、ここで活躍する準備はできていなかった。

そこから5カ月経過した今、まだなんとかお払い箱にはなっていない。
技術、業界、顧客について、勉強しながら日々生じる課題やお客さんからのオーダーを悪戦苦闘しながら乗り切っている。
しかし一番悩ましいのは、以前として日本語でのコミュニケーションが通用する部分でしか価値を出せていない

社会はブロガーちきりんさんのこの記事を思い出して痛感するハメになりました。
そう、チャンスはいきなりやってきたのでした。
chikirin.hatenablog.com

昔の自分に言えるなら、意識高く持ち続けろよ、といいたい。
目の前に見えるものだけじゃなく、本を読んだり、人と話したりして最先端にいる人がどんなことを考えて、どんな役割をこなしているのかイマジネーションを膨らませなさいよ、と

おそらく自分自身に関しても、もう一度チャンスは突然やってくる。
それをものにできるかは、どれだけ具体的にシミュレーションできて、準備できているかだ。